マイ・ブラザー
マイ・ブラザー
82点
映画ー2004年10月
原題ー우리 형
監督ーアン・グォンテ
脚本ーアン・グォンテ
音楽ーム・ヒョンソク
ウォンビン---キム・ジョンヒョン
・関係者
キム・ソク--------チョンヒョンの子供時代
キム・ジョンマン---タンチュクモン(友人)
シン・ハギュン---キム・ソンヒョン(チョンヒョンの兄)
・関係者
キム・テウ---ソンヒョンの子供時代
キム・ヘスク---シム・オクプン(チョンヒョン兄弟の母)
・関係者
イ・ナムソク---夫(チョンヒョン兄弟の父。写真のみ)
イ・ボヨン------チョ・ミリョン(女子高生。詩を書く)
・関係者
チョン・ホビン---チョ・ヨンチュン(兄。やくざ)
キム・テウク---キム・オクス(チョンヒョンの同級生。喧嘩の相手)
・関係者
コ・インボム----父
チョ・ジヌン---トゥシク(知的障害者。ソンヒョンの友人)
・関係者
キム・ホンギュン---トゥシクの子供時代
キム・ヘジョン-----母
・その他の人物
ソン・ドンイル------写真屋
パク・イネ--------看護士
キム・ジニョク-----文芸部先輩(教室で勧誘した時に最初にしゃべる)
キム・ヨンボク-----文芸部先輩(教室で勧誘した時に二番目にしゃべる)
キム・グァンギュ---チョンヒョンたちの担任
チョ・ソンジェ-----不動産業者
キム・ドンソク-----派出所所長
イ・サンヒョク-----花束配達人
家族愛がテーマとなっている韓国映画の王道的作品。
韓国らしい映画を観たい人にお奨めしたい映画だ。
ウォンビンはぴったりの役柄だし、シン・ハギュンの演技も地味なようですごくいい。
そして、母役と言えばこの人、キム・ヘスク。
この三人によって、心温まる映画になっている。
随所に挿入される音楽の美しさは、今まで観た韓国映画の中でも特筆すべきもので、これも非常にポイントが高い。
兄弟で酒を酌み交わし、二人の間の溝が氷解していくシーンが実にいい。
しかしここからハッピーエンドに向かうわけではなかった。
ヨンチュン(チョン・ホビン)の手下(キム・テウク)がソンヒョン(シン・ハギュン)に、「弟に出歩かないように伝えろ」と言うシーンにより、その後に悲劇が訪れる展開になるだろうと予測は出来た。
わざわざ、こんなセリフを入れて不安感をあおらなくても良さそうなものだが、これによって実際に起きた悲劇をさらに効果的に感じさせる演出が上手い。
案の定、ジョンヒョン(ウォンビン)はヨンチュンにボコボコにされてしまう。
これが原因で死んでしまうのかもしれないと思っていた所に驚きの展開が・・・
まさか、ソンヒョンが死ぬとは思わなかった。
兄弟がようやくいい関係になっていた事。
ウォンビンが、にせバーバーリーのコートをシン・ハギュンに返した事が原因だった事。
間違えて殺してしまったのが、ソンヒョンの事が大好きだったトゥシクだった事。
この三つが重なっているわけで、何とも切ない気持ちになる。
ハッピーエンドでも十分にいい映画だったと思うし、できればそうして欲しかった。
ただ、ソンヒョンの死によって、観終わった後に複雑な感情が残り、より印象的な映画として記憶されたとは言えるだろう。
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